持久力があるって??
こんにちは!いとーです!
前回、持久力を高める栄養素について
話しましたが、、、
持久力がある、スタミナがある
とはどういう状態なのでしょう??
身近な言葉ではありますが
意外と考えたことがないですよね?
ただ食べるだけでなく
運動しているときは
どのようなエネルギーをつかっているのか、、、
体の中でどのようにエネルギーになるのか、、、
理解を深めると
何気なく食べる食事が
いかに大切か分かると思います
トレーニングと食事の組み合わせで
持久力の高い身体が作られていくのです!
体の仕組みを理解して
より食べ物でのサポートができるように
なりましょう!!
持久力とは、
簡単に言うと2つあり
「全身持久力」と「筋持久力」があります
今回は全身持久力の説明を
していきたいと思います
ステップ① 全身持久力を知ろう!
全身持久力
とは、
全身を長時間にわたり
動かし続けられる力のこと
であり
スタミナがある
と言われるときはこの事を指すことが多いです
また心臓・肺を強化するため
心肺持久力とも呼ばれています
全身持久力の特徴は
大量の酸素やエネルギーを
消費すること
です
つまり、
全身持久力が高まると
毛細血管が発達して
筋肉の繊維の中に流れ込む血液の量が増えます
血液量が増加することで
運ばれる酸素の量も増加するので
有酸素運動に必要な酸素を
長時間運ぶことができます!
ということは
酸素が長い時間たくさん運ばれて
筋肉が元気に動ける時間が長くなるので
粘り強くなることができます!
ステップ② 有酸素運動をしよう!
全身持久力を高めるための
有酸素運動のポイントは
ランニングや早足、サイクリングなどを
「ゼイゼイ」という呼吸ではなく
「ハアハア」という呼吸を一定のリズムで
長時間続けると持久力Upに繋がります!
ステップ③ エネルギーについて知ろう
では、エネルギーはどうやって
作られるのかというと、、、
呼吸によって吸い込んだ空気中の
“酸素”を利用して
身体に蓄えられている
糖質(グリコーゲン)と
脂質(体脂肪)
を燃焼させることで、
エネルギーを生み出します!
糖質(グリコーゲン)
には2種類あり
筋グリコーゲンは
筋肉を動かすエネルギー源
肝グリコーゲンは
脳や神経系などのエネルギー源になります
この体に蓄えられた
糖質と脂質のエネルギー源は、
運動の種類によって使われ方が違うのです
簡単に説明すると
短時間の運動や、比較的強度の高い運動では
「グリコーゲン」が主に使われ、
軽度の長時間の運動では
「グリコーゲン」と「体脂肪」が使われます
脂肪は、何㎏でも蓄えられますが
グリコーゲン(糖質)は、貯蔵量に限界があり
成人男性で
筋肉に約300g、肝臓に約100gです。
ちなみに、余った糖質は脂肪として
蓄えられてしまうので
摂り過ぎにも注意しなければなりません!
そして
エネルギーの作られ方を
「ロウソク」に例えると、
糖質が芯で脂肪がロウです
いくらロウに火を当てても
芯がなければ火は大きくなりません!
芯(糖質)があることで、
ロウ(脂肪)を
エネルギーに変えることができます!
つまり、脂肪がいくらあっても
糖質がないとエネルギーにならないのです!
ランニングでは
運動の強さと時間の経過とともに
体脂肪(脂質)を燃やして
エネルギーを生み出す割合が
増えますが
同時に体内に蓄えられた
(主に筋肉に蓄えられる筋グリコーゲン)も
時間が長くなると利用され、
減少していきます!
ということは、、
グリコーゲンを体にしっかり蓄えておき
運動をすると、
脂肪を燃やしてエネルギーにする
時間が長くなり
それだけ動けるようになります!
グリコーゲンを体に蓄えておく事ができていると
練習の効果が上がるので
今すぐ練習前に
糖質をとることを
やってみてください!
練習後にも傷ついた筋肉や
エネルギー不足を補うための
栄養素を補給する必要があります
それはまた後日説明しますね
最後まで読んでいただき
ありがとうございました!