成長期の子供の筋トレってどうなの?
こんにちは!いとーです!
前回、持久力について話しました!
持久力の中には
「全身持久力」と「筋持久力」があります
一般的に持久力と言われて
イメージするのは
全身持久力ですが、
では、筋持久力とはどういうものでしょう?
筋持久力とは、
筋肉の持久力のことです!
筋肉も長く動けたほうがいいし
鍛えたほうがいいんじゃないか?!
筋トレをやった方がいいの??
と思ったそこのあなた!
ぜひこの記事を読んで
どの時期に
何を鍛えたら良いのかを知り
子供の発達、発育を
より良くしていきましょう!
ステップ① ゴールデンエイジを知ろう
「ゴールデンエイジ」
って聞いたことありますか??
初めて聞く方もいると思いますが
子供の運動神経はこの時期に決まるといっても
過言ではありません!!
そんなゴールデンエイジとは
9~12歳のことをいい
集中力や運動学習能力が高まる時期
のことを言います!
体の動かし方、動作、技術を
短時間で覚えることができる
一生に一度だけの貴重な年代なのです!!
下記のグラフは
「スキャモンの発達・発育曲線」といって、
生まれてから成人になるまで(20歳)
どの年齢でどんな能力が発達するのか、
その発達・発育度合いを表したものです
神経系を見ていただきたいのですが
12歳では、もう100%で成人と同じですね
つまりこの時期に
さまざまな動作を経験することで、
脳が刺激され、運動神経も発達していきます!
ではこのゴールデンエイジには
何をしたらいいのでしょう??
ステップ② たくさん遊びましょう
え、たくさん遊ぶ??
と思った方、いると思います笑
運動神経を伸ばすためには
色々な動きをする事が大事になってきます
そのためには
部活の練習以外にも
様々な遊びをする事がいいのです!
鬼ごっこや、サッカー、バトミントン等々
自分が行っているものと
違うスポーツをすることで
普段使われていない筋肉が使われたり
お子さんが行っているスポーツでも
活かせる部分が出てくると思います!
本格的にやらなくても
遊び程度でいいので
お休みの日などにやってみてください!
(下の画像はバレーの漫画ですが、
足を使ってボールを上げています!
このように、いろんなスポーツをやる事は
とてもいい事なのです!!)
そしてゴールデンエイジの前にあたる
3~8歳は
「プレ・ゴールデンエイジ」と言われ
特に神経回路が発達していく時期
なお、13歳~14歳は
「ポスト・ゴールデンエイジ」と言われています
この時期には神経系の発達はほとんど止まり
骨格や筋肉が成長していきます
つまり、骨格や筋肉が成長していくのは
このポスト・ゴールデンエイジの時期、
またはそれ以降
というわけです!
筋持久力や筋肉を鍛えるのも大切ですが、
それ以上に
この貴重な時期には
運動神経を伸ばす運動を
行っていただきたいです!
今すぐ鬼ごっこやキャッチボールなど
いつもと違うスポーツをやってみてください
しかし、子供に
「今が大切な時期だから
違うスポーツをしてみよう!」
と言っても
興味がわかなければ
やってくれないと思います
冬はスキー、夏はプールなど
季節のスポーツをするのも
いいですね!!
子どもの成長は
ついつい見た目を気にしがちですが
脳や神経、心肺機能、筋力・骨格などの
発育・発達のタイミングを
知っておくことも大切です!!